今回は、「美容室経営で店販商品が売れないオーナー特徴」について書いていきます。
店販商品の販売って、美容師さんだけでなく美容室オーナーさんも苦手っていう方って多いですよね?
今回は、商品の販売の仕方というよりも本質的な話になりますので「テクニック」を求めているあなたは読まないでくださいね。
さて、昔から仲良くして頂いているオーナーさんから夜、急に「起きていますか?」とメールが来ました。
「起きています」と返信して何の話をしてくれるのかと期待をしていたんですけどセミナーのお誘いでした。
美容室経営者の高額セミナー
内容は、高額のセミナーで16万円でした。
そして、「3日連続で行かないといけないのでサロンを閉めないといけない」と言われました。
「凄く良いから参加した方が良い」と言われどうですか?と聞かれましたが
まぁ、怪しさ満点ですし行こうとは思えませんでした。
なぜ?行かないのかというとある程度の信頼関係はありますが少し久しぶりすぎて久しぶりすぎる人にいいからと言われても
私に3日も休むほどのそのセミナーの良さが伝わりませんでした。
なので、お断りしました。
私達もそうですがサロンワークだったら、
まず、お客様にセールスする時の順番の基本ですが「集客」→「教育」→「販売」です。
来たお客様に対してセールスをするにあたって
もちろん「教育」というものも大事ですがやはり1番は「信頼関係」です。
普段、セールスしない人が「これいいんです」と言われたら買ってしまう場合もありますが
常にセールスをする人からは中々、買おうとは思いません。
「これがいいです」と言われても、その良さが伝わっていませんし
まずやはり必要性を感じてもらわないとダメですよね!
例えば、一方的に「これが良い」とセールスされても買おうと思えないです。
買ってもらいたいと思うなら
例えば、「宮下さんはサロンでの問題とかありますか?」と聞かれて
「こういうことです」と答えてから
「今こういうセミナーがあってこういう人がこういう事を教えてくれて解決をしてくれるんですよ」と
今の悩みを解決してくれるような提案があれば行こうかなとなりますが
最初から「このセミナーいいですよ」と言われても中々いかないです。
サロンワークでも店販商品や追加メニューをするにしてもお客様にとって
それが必要かどうか伝わっていないと買いません。
例えば、コンビニでも何でもそうですが買い物しに行った時に必要ならば買いますし、必要なければ買わないですよね!
必要だという事を気づかせてあげても買わないという事があります。
「それが必要かどうか?」ということで
まずは、どういうことが問題で問題提起をしてあげてサロンワークであれば
今こういう髪の状態だからこういうものが必要です。
とか
今こういう頭皮の状態ですからこういうものが必要です。
とか
とりあえず、新商品だから買うと言う人もいると思いますが中々続きません。
なので、本当に必要なものを買っていただく方がお互いに気持ち良いと思います。
「究極のセールスとはセールスしないこと」が究極のセールスと言われています。
本当にそうだと思います。
何も言わなくても,お客様が買っていく信頼だったり,それが必要だったり
それがしっかり伝わった時に買って頂けます。
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